2018/09/07

オーディションの為の自己流発声練習を続けた結果、前日の追い込みで喉を痛めてしまった。
本番当日は朝からトリートメントへ行きやる気十分な反面、一番重要な声帯の調子が悪いという、
声のオーディションを受ける人間として文字通り最悪なコンディションに。
急いで喉スプレーを買い、のど飴をひたすら舐め続けるも効果はいまひとつ。
しかし演技の練習や、声の出し方を試す為にもカラオケへ入ったが、声はかすれたまま。
ネットによると喉を使わない事が一番大事ということで、昼過ぎにて練習は打ち切り。
本番を迎えた。
会場には卵がたくさん。発声練習を聞いた感じでは、想像していたプロの感じと少し違い、若干の素人っぽさを感じた。レコーディングした声とは聞こえが違うのか。
いよいよ自分の番がきた。声を出して気づいた。全然声が出ない。
練習していた時に出ていた声と違う。今までの練習の成果は全然出し切れなかった。
審査員にもハスキーだと指摘され、未経験だから。やっぱり基礎は大事と指摘された。
力不足や基礎の無知さは自覚していたし、自分のやりたい事をやり切ったので恥ずかしさは無かった。
だが練習の成果を出し切れなかった悔しさと、何よりそれにより審査員の時間を余計に取ってしまった事が申し訳なかった。
実際何人を見ているのか、受験料目当てで余分に見ているのかは分からないというのも勿論あるが。
 
オーディションの後にバンもんちゃんのライブを見に行ったが、
その日の夜はずっとハスキーボイスだった。
 
これが日曜日。
 
翌日も同じく喉は痛いままだった。咳も出た。
火曜日は泊まりの予定だったので、その前に病院へ行っておこうと思って、火曜日の午前中に病院(耳鼻咽頭科)へ行った。
薬をもらって昼から飲み始めた。
 
現在金曜日。
喉の痛みは薄くなったが、咳は依然止まらない。
咳込むと喉も痛くなる。
物を食べると咳が出る。腹筋も痛い。
 
母から、肺炎を心配された。
明日、呼吸器科へ行ってみることにする。
 
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オーディションを受けるまでは、演技・ボーカルレッスン・体作りをしなければならないという切迫感があった。
しかし喉を傷めたことによりどちらも出来ず、また以前は食べに行っていた担担麺も食べられなくなった。
『やるべき事』に追われる事が無くなったことで、『今できる事』『したい事・したいけど出来ない事』『出来るならやるべき事』『本当はしたくない事』を考えられる時間が増えた。
目標の為にはまた同じ生活に戻るのがいいのだろうが、私のしたい事、今しておくべき事、最終的にどうなりたいのか、どんな道があるのか、などゆっくり考えるのもいいかもしれない。
なんにせよ、今ある時間を無駄にはしたくない。